神楽の里探訪

文化財指定されている神楽の紹介ページです。
岩国市にはこの他にも多くの神楽が伝承されています。
山代白羽神楽
山代神楽は、岩国市北部の山代地方に古くから伝わる神楽の総称である。 山代白羽神楽は、二ツ野地区(岩国市美和町)で古くから伝承されたもので、主に集落の中心にある白羽神社の秋の祭典(毎年11月2日)などで奉納されてきた。 創始の時期について正確なことは明らかになってはいないが、寛政6年(17…
山代白羽神楽
下の神楽
毎年4月初旬、下の集落内である愛宕神社の境内で奉納されるこの神楽は、室町時代以降に畿内で発生し、西進して伝えられたという、錦川対岸の「岩国行波の神舞」と同系統で、これを伝えた社家(三上家)には、慶長11年(1606)の記録が現存する。 同家の記録によれば、明治3年(1870)9月の年限神楽は社…
下の神楽
岩国行波の神舞
この神舞は、室町時代以後、京都地方において発生し、西進して当地方に伝えられたといわれているが、一説によれば荒神神楽で豊後国(現在の大分県)から大島郡を経て瀬戸内の山間を北上したものの一つともいわれている。もともと、神官が主体の社人神楽であったが、明治維新の世襲制度の廃止により里人に伝授されたものであ…
岩国行波の神舞
笠塚神楽
出雲流の神楽で、どのようにしてこの地に伝わったかは明らかでないが旧日積村(現在の柳井市日積)から伝えられたとも言われる。 江戸末期と伝わる神楽面・神楽衣装・採物(とりもの)等を保持し、囃子の楽器は大太鼓・神楽笛・合鉦の三種類を用いる。 神楽の曲目は、1、湯立ちの舞 2、六神の舞 3、砂水の舞 4…
笠塚神楽
釜ヶ原神楽
釜ヶ原地区は美和町北東部の広島県境沿いに位置しており、釜ヶ原と大三郎の二つの集落から構成される地区である。 両集落にそれぞれ河内神社があり、秋の大祭(10月9日夜)には、毎年交互に奉納舞が行われ、どちらも6年ごとの年祭には「大将軍」が舞われる。 現在、伝承されている釜ヶ原神楽の原形は、明治末…
釜ヶ原神楽
山代本谷神楽舞
山代神楽は、岩国市北部の山代地方に古くから伝わる神楽の総称である。 山代本谷神楽舞は、本谷地区(岩国市本郷町)で古くから伝承されてきたもので、源流は出雲の流れをくむ安芸十二神祗系神楽(あきじゅうにじんぎけいかぐら)に「五行」を骨子とした備後神楽が強く影響していると考えられ、その起源は享保年間(17…
山代本谷神楽舞
谷津神楽舞
谷津神楽舞の由来は、江戸時代後期に行波の神舞から伝わったものといわれる。 江戸時代後期から明治時代までの谷村(現在の谷津と上市)には、里神楽の集団が二つあり、谷津上地区の舞子舞と谷津下地区の大夫舞が継承されてきた。 嘉永2(1849)年初秋に、玖珂本郷村の藤井百次郎が神楽面を谷村の氏神さまの…
谷津神楽舞
長野神楽舞
寛永16年(1639)に創設され、享保5年(1720)より七年期となる。 七年期神楽舞の由来は享保年間(1716~1736)に、数年続いた大飢饉で凶作、虫害に苦しみに対し、生業発展・五穀成就・百難消滅を三地区(上・中・東長野、下長野、鳴川・中島)で蛆ヶ森(うじがもり)河内神社及び秋葉山に祈願するた…
長野神楽舞
上沼田神楽
起源は、享保2年(1717)以前と伝えられているが詳細は不明である。途中、広島県の湯来(広島市佐伯区湯来町)から来た石工職人から新しい神楽を伝えられ、現在に至る。基本的な舞は出雲系である。 神楽の演目は「天神地祇」(てんしんちぎ)、「火の神」(ひのかみ)、「大国主神」(おおくにぬしのかみ)、「…
上沼田神楽
向峠神楽
この神楽の起源は安政年間(1854~1859)と伝えられ、天保の大飢饉を憂えていた時の庄屋山田利左衛門が、十数年にわたる水路工事を完成させた記念に神楽を習得させ、地区の若者に教えて秋祭りに奉納したのが始まりとされる。大正時代には石見神楽を取り入れ現在に至っている。 神楽の演目は「潮祓」(しほは…
向峠神楽

山代白羽神楽

指定区分/種別
無形民俗文化財(県指定)
所有者等
山代白羽神楽保存会
山代神楽は、岩国市北部の山代地方に古くから伝わる神楽の総称である。 山代白羽神楽は、二ツ野地区(岩国市美和町)で古くから伝承されたもので、主に集落の中心にある白羽神社の秋の祭典(毎年11月2日)などで奉納されてきた。 創始の時期について正確なことは明らかになってはいないが、寛政6年(17…
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下の神楽

指定区分/種別
無形民俗文化財(市指定文化財)
所有者等
下の神楽保存会
毎年4月初旬、下の集落内である愛宕神社の境内で奉納されるこの神楽は、室町時代以降に畿内で発生し、西進して伝えられたという、錦川対岸の「岩国行波の神舞」と同系統で、これを伝えた社家(三上家)には、慶長11年(1606)の記録が現存する。 同家の記録によれば、明治3年(1870)9月の年限神楽は社…
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岩国行波の神舞

指定区分/種別
重要無形民俗文化財 (国指定)
所有者等
岩国行波の神舞保存会
この神舞は、室町時代以後、京都地方において発生し、西進して当地方に伝えられたといわれているが、一説によれば荒神神楽で豊後国(現在の大分県)から大島郡を経て瀬戸内の山間を北上したものの一つともいわれている。もともと、神官が主体の社人神楽であったが、明治維新の世襲制度の廃止により里人に伝授されたものであ…
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笠塚神楽

指定区分/種別
無形民俗文化財(市指定文化財)
所有者等
笠塚神楽舞保存会
出雲流の神楽で、どのようにしてこの地に伝わったかは明らかでないが旧日積村(現在の柳井市日積)から伝えられたとも言われる。 江戸末期と伝わる神楽面・神楽衣装・採物(とりもの)等を保持し、囃子の楽器は大太鼓・神楽笛・合鉦の三種類を用いる。 神楽の曲目は、1、湯立ちの舞 2、六神の舞 3、砂水の舞 4…
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釜ヶ原神楽

指定区分/種別
無形民俗文化財(市指定文化財)
所有者等
釜ヶ原神楽団
釜ヶ原地区は美和町北東部の広島県境沿いに位置しており、釜ヶ原と大三郎の二つの集落から構成される地区である。 両集落にそれぞれ河内神社があり、秋の大祭(10月9日夜)には、毎年交互に奉納舞が行われ、どちらも6年ごとの年祭には「大将軍」が舞われる。 現在、伝承されている釜ヶ原神楽の原形は、明治末…
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山代本谷神楽舞

指定区分/種別
無形民俗文化財(県指定)
所有者等
山代神楽本谷保存会
山代神楽は、岩国市北部の山代地方に古くから伝わる神楽の総称である。 山代本谷神楽舞は、本谷地区(岩国市本郷町)で古くから伝承されてきたもので、源流は出雲の流れをくむ安芸十二神祗系神楽(あきじゅうにじんぎけいかぐら)に「五行」を骨子とした備後神楽が強く影響していると考えられ、その起源は享保年間(17…
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谷津神楽舞

指定区分/種別
無形民俗文化財(市指定文化財)
所有者等
谷津神楽舞保存会
谷津神楽舞の由来は、江戸時代後期に行波の神舞から伝わったものといわれる。 江戸時代後期から明治時代までの谷村(現在の谷津と上市)には、里神楽の集団が二つあり、谷津上地区の舞子舞と谷津下地区の大夫舞が継承されてきた。 嘉永2(1849)年初秋に、玖珂本郷村の藤井百次郎が神楽面を谷村の氏神さまの…
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長野神楽舞

指定区分/種別
無形民俗文化財(市指定文化財)
所有者等
長野神楽舞保存会
寛永16年(1639)に創設され、享保5年(1720)より七年期となる。 七年期神楽舞の由来は享保年間(1716~1736)に、数年続いた大飢饉で凶作、虫害に苦しみに対し、生業発展・五穀成就・百難消滅を三地区(上・中・東長野、下長野、鳴川・中島)で蛆ヶ森(うじがもり)河内神社及び秋葉山に祈願するた…
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上沼田神楽

指定区分/種別
無形民俗文化財(市指定文化財)
所有者等
上沼田神楽保存会
起源は、享保2年(1717)以前と伝えられているが詳細は不明である。途中、広島県の湯来(広島市佐伯区湯来町)から来た石工職人から新しい神楽を伝えられ、現在に至る。基本的な舞は出雲系である。 神楽の演目は「天神地祇」(てんしんちぎ)、「火の神」(ひのかみ)、「大国主神」(おおくにぬしのかみ)、「…
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向峠神楽

指定区分/種別
無形民俗文化財(市指定文化財)
所有者等
向峠神楽保存会
この神楽の起源は安政年間(1854~1859)と伝えられ、天保の大飢饉を憂えていた時の庄屋山田利左衛門が、十数年にわたる水路工事を完成させた記念に神楽を習得させ、地区の若者に教えて秋祭りに奉納したのが始まりとされる。大正時代には石見神楽を取り入れ現在に至っている。 神楽の演目は「潮祓」(しほは…
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