玖西盆地の北側に位置する蓮華山の山頂に立地する。城域は東西550m、南北430mである。山頂部の主郭を中心とした曲輪群のほか、北東側の曲輪群、南西側の尾根に展開する五つの曲輪群と合わせて七つの曲輪群で構成されている。これらの曲輪群は楕円形の曲輪を中心に斜面に沿って段状の曲輪をする構造である。
城は大規模のわりには堀切の構築が少なく、竪堀や土塁も限定的である。このことからも陣城としての性格が強いと考える。
玖西盆地の北側に位置する蓮華山の山頂に立地する。城域は東西550m、南北430mである。山頂部の主郭を中心とした曲輪群のほか、北東側の曲輪群、南西側の尾根に展開する五つの曲輪群と合わせて七つの曲輪群で構成されている。これらの曲輪群は楕円形の曲輪を中心に斜面に沿って段状の曲輪をする構造である。
城は大規模のわりには堀切の構築が少なく、竪堀や土塁も限定的である。このことからも陣城としての性格が強いと考える。