冷泉氏館跡

冷泉氏館跡縄張り図埋51
冷泉氏館跡埋51-2
種別
城館跡
主な遺構
曲輪、土塁
主な遺物
宝篋印塔、備前
発掘調査
文献
山口県教育委員会 2018 『山口県中世城館遺跡総合調査報告書』
所在地
岩国市周東町祖生

祖生盆地の中央に位置する独立丘陵上に立地する。規模は長さ約130m、幅65mである。頂部の平坦面に西側に曲輪群が付く。

昭和62年(1987)、頂部南側にある冷泉社の改築の際に発掘調査が行われ、宝篋印塔や備前が出土している。13~14世紀の間は城館ではなく、墳墓として使われていた可能性がある。付近には冷泉北遺跡があり、館に関連する集落と考えられている。