弥生時代、古墳時代後期の竪穴住居が23棟、弥生時代の墓が12基、確認されている。遺物は弥生土器、土師器、須恵器等の土器をはじめ、石鏃、紡錘車などの石製品や鉄製品も多く出土している。また、小片であるが、弥生時代の鏡片も出土している。
時代: 古代(飛鳥~平安)
西土生遺跡
古代(11世紀後半)の掘立柱建物や柱穴などが確認された。掘立柱建物は四面廂建物と付属棟を有するもので、荘園関係の建物であった可能性が高い。
表面遺跡
古代から中世にかけての掘立柱建物や柱穴などが確認された。
上久宗遺跡
弥生時代の集落に伴う、竪穴住居跡、段状遺構のほか、平安時代の蔵骨器が出土した墓などが見つかっている。
須万地遺跡
弥生土器、土師器が採取されている。
上市遺跡
発掘調査は行われていないが、各時代の遺物が採取されている。中世土師器の良好な資料も見つかっている。