岩国市横山二丁目に所在する岩国藩家老香川家の表門である。17世紀末、元禄年間の当主、香川正恒(かがわまさつね)のとき、大工大屋某によって建てられたものと伝える。
桁行23.29m、梁間4.85mで、屋根は入母屋造りで本瓦葺きである。正面に向かって左寄りに出入り口があり、大小の扉をしつらえている。門の左側は茶屋が設けられ、右側は三部屋に分かれ、仲間部屋、武道場(板敷)、厩に当てられていたという。
岩国市内の木造建造物として最古級のものの一つで、岩国城下町の風情を残す建物である。
岩国市横山二丁目に所在する岩国藩家老香川家の表門である。17世紀末、元禄年間の当主、香川正恒(かがわまさつね)のとき、大工大屋某によって建てられたものと伝える。
桁行23.29m、梁間4.85mで、屋根は入母屋造りで本瓦葺きである。正面に向かって左寄りに出入り口があり、大小の扉をしつらえている。門の左側は茶屋が設けられ、右側は三部屋に分かれ、仲間部屋、武道場(板敷)、厩に当てられていたという。
岩国市内の木造建造物として最古級のものの一つで、岩国城下町の風情を残す建物である。