狛犬は神社の入口や神殿の前におかれ、悪魔払いや災危防除の役目をしたといわれる。 この狛犬は木製のもので、胴体は一木造りで彫られたもので、尾の部分は枘(ほぞ)が付き、胴体に付された枘穴と合わさるようになっている。 狛犬の底面には墨書があり、貞治5年(1366)に神主教一(かんぬしきょういつ)が願主となって造進したと記載がある。
彫法は素朴であるが制作時期のわかる木製狛犬は少なく、貴重である。
狛犬は神社の入口や神殿の前におかれ、悪魔払いや災危防除の役目をしたといわれる。
この狛犬は木製のもので、胴体は一木造りで彫られたもので、尾の部分は枘(ほぞ)が付き、胴体に付された枘穴と合わさるようになっている。
狛犬の底面には墨書があり、貞治5年(1366)に神主教一(かんぬしきょういつ)が願主となって造進したと記載がある。
彫法は素朴であるが制作時期のわかる木製狛犬は少なく、貴重である。