狛犬(一対)

市23狛犬
種別(指定区分)
彫刻(市指定有形文化財)
員数
1対
指定年月日
昭和51年3月24日
所有者等
宗教法人 生見八幡宮
所在地
岩国市美和町生見2878

狛犬は神社の入口や神殿の前におかれ、悪魔払いや災危防除の役目をしたといわれる。
この狛犬は木製のもので、胴体は一木造りで彫られたもので、尾の部分は枘(ほぞ)が付き、胴体に付された枘穴と合わさるようになっている。
狛犬の底面には墨書があり、貞治5年(1366)に神主教一(かんぬしきょういつ)が願主となって造進したと記載がある。

彫法は素朴であるが制作時期のわかる木製狛犬は少なく、貴重である。