ヒノキ材の寄木造で、像高35㎝、台座高38㎝、総高73㎝で、菩薩は獅子像の背上に足の甲を交差させ、反対側の足の太ももの上に乗せて座る、結跏趺坐(けっかふざ)というポーズをとり、右手に宝剣、左手に経巻を握っている姿であるが経巻の方は欠損している。
『防長社寺由来』では、「右本尊は文殊大士、行基菩薩作と申伝候」とあり、行基作との伝承があるが、像の技法等から室町時代の作と推定される。
ヒノキ材の寄木造で、像高35㎝、台座高38㎝、総高73㎝で、菩薩は獅子像の背上に足の甲を交差させ、反対側の足の太ももの上に乗せて座る、結跏趺坐(けっかふざ)というポーズをとり、右手に宝剣、左手に経巻を握っている姿であるが経巻の方は欠損している。
『防長社寺由来』では、「右本尊は文殊大士、行基菩薩作と申伝候」とあり、行基作との伝承があるが、像の技法等から室町時代の作と推定される。