宇佐八幡宮のスギ巨樹群

県44宇佐八幡宮のスギ巨樹群
種別(指定区分)
天然記念物(県指定)
指定年月日
昭和53年(1978)3月31日
所有者等
宇佐八幡宮(宗教法人 八幡宮)
所在地
岩国市錦町宇佐(宇佐八幡宮)

宇佐八幡宮の境内社叢には、スギの大樹が多く、一部ヒノキを交える。目の高さの幹周り2m以上のスギ20本と、それには及ばないが伸び盛りの木を多数交えて社叢が営まれている。

社殿に向かって左前方の通称大杉と呼ばれるスギは、目の高さの幹周り7.5m、高さ58mにも及び、県下有数のスギの巨木である。また、社殿への階段近くにはヒノキの大樹があり、目の高さの幹周り3.85mで、ヒノキとしては長門市油谷の「八幡人丸神社御旅所のヒノキ巨樹」(県指定)の4.7mに次ぐもので、樹高ではこれよりも高い。

正和元年(1312)に八幡宮が現在地に建てられた当時から、スギがあったとされ、その後も、社叢は神域として大切に保護され、現在に至っている。