黒漆矢筈札浅葱糸素懸威腹当

県17黒漆矢筈札浅糸素縣威腹当
種別(指定区分)
工芸品(県指定有形文化財)
員数
一領
指定年月日
昭和42年(1967)7月4日
所有者等
公益財団法人 柏原美術館
所在地
岩国市横山二丁目10-27

胴の高さ25.8㎝、胴廻り69.2㎝、草摺(くさずり=胴の下にさがっていて、足の太股を守る部分)の高さ12.7㎝の腹巻よりも簡略化された下級士卒用の防具。
小札(こざね)は、黒漆塗りの革で包まれた矢筈札(やはずざね=弓の弦をうける矢の上端の形をした札)で、浅黄色の糸で威し(小札を横長に綴ったものを上下につなぐこと)ている。
草摺の中2段と左右の1段は、糸目を粗くして所々に二筋ずつ並べて綴る素懸威(すがけおどし)となっている。

室町時代末期に作られたこの種類の腹当は、残っているものは少なく貴重である。