笠塚神楽

市87笠塚神楽
種別(指定区分)
無形民俗文化財(市指定文化財)
指定年月日
昭和55年(1980)2月3日
所有者等
笠塚神楽舞保存会
所在地
岩国市由宇町笠塚

出雲流の神楽で、どのようにしてこの地に伝わったかは明らかでないが旧日積村(現在の柳井市日積)から伝えられたとも言われる。
江戸末期と伝わる神楽面・神楽衣装・採物(とりもの)等を保持し、囃子の楽器は大太鼓・神楽笛・合鉦の三種類を用いる。
神楽の曲目は、1、湯立ちの舞 2、六神の舞 3、砂水の舞 4、勧請の舞 5、式太刀 6、日本紀の舞 7、三鬼の舞 8、内外の舞 9、地鎮の舞 10、将軍の舞 11、武鎮の舞 12、岩戸の舞 と、俗にいわれる「十二の舞」からなり、別に祈願神楽の際には「安鎮神舞」と「八幡神定」の2曲目が加えられる。