松月庵木造七観音菩薩坐像

市27松月庵木造七観音菩薩坐像
種別(指定区分)
彫刻(市指定有形文化財)
員数
7躯
指定年月日
昭和63年6月6日
所有者等
長野地区
所在地
岩国市美和町生見下長野

松月庵は『防長風土注進案』(ぼうちょうふうどちゅうしんあん)には、長徳寺本寺古跡松月庵とあり、長徳寺の跡地に建立されたとされる。
七観音は長徳寺に安置されていたものを松月庵に安置し、地元の人々により、手厚く守り続けられてきたものと考えられる。

七観音とは、衆生を救済するために、姿を七種に変える観音で、千手(せんじゅ)観音、馬頭(ばとう)観音、十一面(じゅういちめん)観音・聖(しょう)観音、如意輪(にょいりん)観音、準胝(じゅんでい)観音、不空羂索(ふくうけんじゃく)観音をさす。

像は中央の仏師により、作られたと推測され、保存状態もよい。おだやかな顔、流れるような衣紋、ふくよかな蓮弁、など室町時代の作品の特徴がよくでている。