総丈150㎝、膝張87㎝。製作は雲慶仏師と伝えられている。年代としては室町時代初期を下らないと推定される。巻子仕立て。像の右手は施無畏(せむい)印、左手は与願(よがん)印で薬壺(やっこ)を持つ。
伝承によれば、元和2年(1616)頃、この付近の海上に漂流していた像を堂宇に納めたと伝えられる。また、吉川広家がこの像に祈願して干拓工事を成功させた御礼として御鉢米1石6斗5升を贈り、伽藍を改めたと伝えられている。
総丈150㎝、膝張87㎝。製作は雲慶仏師と伝えられている。年代としては室町時代初期を下らないと推定される。巻子仕立て。像の右手は施無畏(せむい)印、左手は与願(よがん)印で薬壺(やっこ)を持つ。
伝承によれば、元和2年(1616)頃、この付近の海上に漂流していた像を堂宇に納めたと伝えられる。また、吉川広家がこの像に祈願して干拓工事を成功させた御礼として御鉢米1石6斗5升を贈り、伽藍を改めたと伝えられている。