木造聖観音菩薩座像

市31聖観音菩薩座像
種別(指定区分)
彫刻(市指定有形文化財)
員数
一躯
指定年月日
昭和59年(1984)12月10日
所有者等
宗教法人 浄林寺
所在地
岩国市錦町大原

ヒノキ材の寄木造で、像高52㎝、台座高48㎝、総高100㎝。蓮華座上に足の甲を交差させ、反対側の足の太ももの上に乗せて座る、結跏趺坐(けっかふざ)というポーズをとり、右手を屈して掌を前にして立て、左手に蓮華を持っている。

『防長社寺由来』では、「一観音堂一宇 但、本尊弘法大師の作の由ニ候、御長壱尺八寸座像」とあり、弘法大師作と伝えているが、技法や作風から江戸時代初期の作と推定される。