岩国市二鹿のシャクナゲ群生地

県40岩国市二鹿のシャクナゲ群生地
種別(指定区分)
天然記念物(県指定)
指定年月日
昭和46年(1971)1月12日
(平成5年(1993)1月12日 名称変更)
所有者等
個人
所在地
岩国市二鹿

ツツジ科・シャクナゲ属の常緑低木で、本州、四国、九州の山地に自生する。幹は直立のものは少なく、根元から十数本の枝に分かれて株を成す。幹の高さはおおむね2m程度、大きいもので4mを越えるものもある。葉は革質で太い葉柄をもち、長楕円形を呈する。表面は濃緑色で滑らか、裏面は赤褐色である。開花は5月上旬。色は淡紅色と白色の二種類ある。
群生地は、所有者宅背後の山(標高300m)にあり、特に北面の斜面(傾斜約40度)のものがよく生育している。株の数は2000本以上を数えることが出来るが、そのうち高さ5mを越えるものが約60株みられる。