大原のシャクナゲ群生地

県43-2大原のシャクナゲ群生地
県43-1大原のシャクナゲ群生地
種別(指定区分)
天然記念物(県指定)
指定年月日
昭和52年(1977)3月29日
所有者等
岩国市
所在地
岩国市錦町大原

シャクナゲの種類としてはホンシャクナゲで、ツツジ科の常緑低木。群生地は、錦町大原、広島との県境にある羅漢山の北側山腹(標高約600m)にあり、主として山腹上部のくぼ地から尾根筋にかけて群生する。群生地は20haの広い範囲に及び、自然状態がよく保たれている。ホンシャクナゲの中には、直径約10cmの老木も多数見られる。

ホンシャクナゲは、本州中部以西及び四国の低山帯に分布する。高さは4mに達しよく枝分かれする。四~五月にうす紅色または赤紫色の花をつける。