極楽寺は『新寺縁起』(にいでらえんぎ)によると秦皆足(はたのみなたり)によって天平16年(744)に創建されたと伝えられている寺であり、平安時代末期に成立した仏教説話集の『今昔物語』(こんじゃくものがたりしゅう)、鎌倉時代に編纂された仏教の通史である『元亨釈書』(げんこうしゃくしょ)にも観音霊場としての記述がある寺院である。
薬師堂はその境内にあり、桁行3間(5.75m)、梁間3間(5.74m)、重層屋根、方形造り、本瓦葺、全体は素木造りの建物である。万治3年(1660)に梅枝薬師堂(ばいしやくしどう)として岩国横山の白山比咩神社(しらやまひめ)境内にあったものを、元文4年(1739)同じ横山地内の寺谷に移し、さらに明治6年(1873)に極楽寺に移築したものである。
極楽寺は『新寺縁起』(にいでらえんぎ)によると秦皆足(はたのみなたり)によって天平16年(744)に創建されたと伝えられている寺であり、平安時代末期に成立した仏教説話集の『今昔物語』(こんじゃくものがたりしゅう)、鎌倉時代に編纂された仏教の通史である『元亨釈書』(げんこうしゃくしょ)にも観音霊場としての記述がある寺院である。
薬師堂はその境内にあり、桁行3間(5.75m)、梁間3間(5.74m)、重層屋根、方形造り、本瓦葺、全体は素木造りの建物である。万治3年(1660)に梅枝薬師堂(ばいしやくしどう)として岩国横山の白山比咩神社(しらやまひめ)境内にあったものを、元文4年(1739)同じ横山地内の寺谷に移し、さらに明治6年(1873)に極楽寺に移築したものである。