刀身の長さ69cm。反り2cm。銘文は、表に「防州岩国住国俊」、裏に「昭和三十五年五月日 於長野県坂城町宮入昭平内」とある。作者国俊は、現代刀工で鍛冶名を国俊と号した藤村松太郎(1887~1965)で、宮入昭平(長野県の刀工 1913~1977)は現代刀工で人間国宝。この刀は、宮入昭平の工房において国俊が鍛錬し、昭平が焼刃入れをした合作である。両刀工の技量の高さを伺える名品で貴重な一口である。
刀身の長さ69cm。反り2cm。銘文は、表に「防州岩国住国俊」、裏に「昭和三十五年五月日 於長野県坂城町宮入昭平内」とある。作者国俊は、現代刀工で鍛冶名を国俊と号した藤村松太郎(1887~1965)で、宮入昭平(長野県の刀工 1913~1977)は現代刀工で人間国宝。この刀は、宮入昭平の工房において国俊が鍛錬し、昭平が焼刃入れをした合作である。両刀工の技量の高さを伺える名品で貴重な一口である。